1 先手必勝です! 取り立て屋さんより先に、電話しましょう
期日に入金出来そうも無かったら、期日の1日か2日前に今日まで頑張ったけれど期日には間に合いそうもないないから○○日まで待ってくれと電話して謝ってしまいましょう。一週間も前に電話をするのは早過ぎです、ギリギリまで努力した様子を見せないとOKして貰えません。
ちゃんと約束した日に返済出来れば、この方法は何度でも使えます。逆に変な信用が付くことすらありますから是非試してみて下さい。督促されてしまってから謝るよりずっと精神的にも楽になれます。
また、以上の方法では難しいと感じた時は、気力を絞り出して、敵の本陣へ出かける位の気力を持って下さい、それだけの気合があれば何とか乗り切れます。
昔、知り合いの高利貸が、「俺が一番参ったのは、お客がひっついて離れてくれなかった時だったよ」と話していた事がありました。
あまりにも仕事中も休憩中も関係なくつきまとわれるので、最後は「晩飯おごるから帰ってくれ」と言わされてしまったそうです。笑い話のようですが、本当にあった話です。
2 現実を直視しましょう
一時逃れのいいわけは事態を悪化させるだけですから、出来そうもない約束はしないことです。本当の現在の状態をちゃんと把握する必要があります。(誰しもが本当はそうしたいのですが怖いので現実を見ようとしない人がほとんどです。)
しかし手駒がどれだけあるか知らないで戦いをしては負けるに決まっています、本当の状態がわかったら、本当に効果ある対策が立てられます。
たとえ「自己破産」しかないのが現実だったら、闇雲に取り立て屋から逃げているより、早々に「自己破産」するのが正解です。「どうにかなる事」こともありますが「どうにもならない事」もあるのがこの世の中です。
3 最後の手段は、弁護士に頼むことです
もちろんお金は掛かります。でもこんな相談に乗ってくれる弁護士先生は、お金が無いから借金解決の相談に来たことはもともと承知ですから、本当の実情をはっきり打ち明けて相談すれば、なんとかしてくれる事が多いようです。
弁護士に依頼した途端に、毎日四六時中あんなにうるさかった督促電話が「ピタッ」と止まります。やはり弁護士はプロですし、業者は違法でないまでもスレスレの商売をしている関係上、弁護士相手にあまり強い態度には出られないようです。
もし収入がある程度以下の方ならば「法テラス(http://www.houterasu.or.jp/)」に弁護士を紹介してもらうのも一つの手段です。
「法テラス」につきましては別項で詳しくご紹介するつもりですが、弁護士費用を立て替えてくれて、長期の分割で返済する方法が用意されています、是非相談してみてください。