1. HOME
  2. 私が過払金請求を弁護士や司法書士に頼まなかった理由
私が過払金請求を弁護士や司法書士に頼まなかった理由

私がなぜ、プロである弁護士や司法書士に今回過払金請求を頼まなかったのか? 今回はその理由について、お話させていただきたいと思います。

理由その1 当時は、法律のプロの方が信用できなかった

3年前知人が自己破産したときの話を聞いて、少し弁護士さんや法律のプロの方が信用できなくなってしまったことが理由の1つです。

以下詳しくお話します。

3年前、近所の観光旅館が倒産し、私の知人が連帯保証人になっていて数億円の負債を被ってしまった事がありました。彼は「無料法律相談所」で紹介された弁護士に「自己破産」を依頼したそうです。

仕事は出来る弁護士だったようで、早々に免責(借金が0になる)になったそうです。ただ、その裁判の過程の預貯金の申告の際、本人は全てを申告したつもり、だったのだそうですが、100万円の定期預金一つを忘れていたのに、後で気がついたそうです。

すぐ弁護士に連絡したところ「丁度いいからそれは弁護費用にもらっておきます」と全額取り上げられてしまったのだそうです。

普通自己破産の弁護料は30~50万円程度が相場らしいので、100万円はあまりに法外な請求です。こんな事が身近であると、法律が良く解らないだけに、弁護士さんを信用する気が少し無くなってしまいました。

もちろん、このような方ばかりではありません。世の中ちゃんと信頼できる弁護士さんや法律関係の方もたくさんいらっしゃると思います。

ただ、このような失敗(?)が無いためにも、何かあって弁護士さんなど法律関係の方に相談したいときは、自分の信頼できる人に、その人が信頼している弁護士さんや事務所を紹介してもらうといいんじゃないかと思います。

理由その2 離島に住んでいる

私が住んでいるのは離島です。当然海に囲まれています。本土には連絡船に乗らなければ行けませんし、本土に着いてもその後さらにバスに30分乗らなければ最寄りの電車の駅には着きません。なので、東京往復などしようものなら足代だけで数万円が消えます。

へんぴなところにある離島ですので当然、弁護士も司法書士もいらっしゃいません。なので、弁護士さんなどを頼むとしたら、本土まで足を何度も運ばなければいけないということになります。その交通費や手間を考えると、自然とプロに頼むことは諦めがつきました(笑)

理由その3 弁護士に手数料などを取られたくない!

2006年(平成18年12月)にやっと「改正貸金業規制法」が成立し、同20日に公布されたのですが、2年半以内に施行するとの例外規定が付いていましたので、実際には、「改正貸金業規制法」が完全に施行され、借入金が10万円以上100万円以下の金利が18%以下、に抑えられるようになったのは、2009年(平成21年末)です。

ですから、過払い金が発生するには少なくともそれ以前から高金利と付き合っていた人ということになります。

過払い金返還は、高金利に苦しめられてきた人に、漸く巡ってきたラッキーチャンスです! このお金は返済に、追われ続け、苦労し続けて、やっと得られた、汗と涙の結晶なのです!

むざむざ弁護士や司法書士に、2割も3割も取られてはたまりません。頑張って御自分で過払い金を取り戻してください!!

理由その4 過払い金請求は簡単に出来るから

過払い金返還請求には、自分が今まで借りたお金についての詳細である、「取引履歴」が必要なのですが、私は月々の請求書・領収書など見るだけでも気分が悪いので全部捨てていましたから、今更細かい取引履歴など自分では解る訳もありません。仕方なく金融業者に問い合わせても、業者は容易には教えてくれませんでした。

しかし、平成17年7月に「債務者から取引履歴の開示請求に応じる義務の有無」についての裁判で最高裁判所が、

債務者から取引履歴の開示請求があった時、貸金業者は、貸金業の規制など関する法律の適用を受けている以上、その業務に関する帳簿に基づいて取引履歴を開示すべき義務がある。

との判断をしてくれたお陰で、最近は素人が要求しても業者は「取引履歴」を開示するようになっています。

さらに開示された「取引履歴データ」の引き直しを、電卓で計算するのは容易なことではありませんが、良く出来た分析ソフトが安価でダウンロード出来ますから、簡単なデータ入力だけやれば、瞬時に計算は終了します。

こんな簡単なことを自分でやらない手はありません。弁護士や司法書士に依頼しなくても絶対に大丈夫! 貴方に出来ます。

是非! 是非! 過払い金返還請求はご自分でなさって下さい!!! 御成功を祈っています。

弁護士に聞いてみた!過払い請求って、自分でやるのとプロに頼むのどっちがお得!?
コンテンツカテゴリー
運営者情報